どうか本物のカイロプラクティックに出会ってください。私たちがお手伝いします。
本人が自覚しないほどのちょっとした背骨のズレが神経の流れを圧迫、鈍くし、その神経が担当する組織・器官に障害を与えてしまいます。
身体のすべての組織・器官は背骨の中の「中枢神経(脊髄)」を必ず経由して「脳」と情報のやり取りをします。背骨は24個の小さな骨の連結体で、身体のどの部位も孤立しないように、その隙間から「末梢神経」という細い神経がたくさん枝分かれしています。
一般に、椎間板ヘルニアや腰痛など背骨にまつわるものについてはカイロプラクティック医師を治療の第一優先に支持する国民も多く、予防医療という点においても歯のメンテナンスのように定期的にカイロプラクティックに通院する人が多く存在しています。
アメリカの映画やドラマを見ていると、生まれたばかりの赤ちゃんを教会に連れて行って洗礼をするシーンを見ることがありますが、一般家庭において赤ちゃんが生まれたときに、カイロプラクティックで背骨の治療をするケースも多く見られます。
出産はお母さんにとっても重労働ですが、赤ちゃんにとっても母体から出てくるときの吸引のために、首や背中の骨に大きく負担をかけていて、それが健やかな心身の成長を妨げるケースもあるからです。(注意:すべてのカイロプラクティック医師ができるわけではありません。)
カイロプラクティックとは神経筋骨格系の障害と、それが及ぼす健康全般への影響を扱うアメリカで生まれた医療体系のひとつで、大学を卒業してから4年制の専門大学を経て、国家試験と州の開業試験を受けてはじめて診療が許されます。
世界を見渡して医療体系の中心は投薬・外科手術を中心にした現代西洋医学にありますので、それを「通常医療」と定義した上で、それの代わりに用いる医療を「代替医療」、現代西洋医学を補う目的のものを「補完医療」と呼んでいます。
「医業」は「医師」のみに認められた生業で、「医業類似行為」は「あん摩マッサージ師・鍼師・灸師・柔道整復師」に認められている独占業務です。
日本では明治維新の時に欧化政策というのがあって、「医学教育についてドイツ医学を範とする」ことを定め他の医学を排斥しました。それにより、それまで長らく日本に西洋医学を伝えてきた功労者の「オランダ医学(蘭学)」も、日本古来の「和学」も、中医学が日本で独自の発展を遂げた「漢方」も、表舞台から消えることになりました。
鍼灸(鍼灸院)、柔道整復師(接骨院)などが再び日本の医療制度の枠組みに戻ってきたのは戦後になってからのことです。
当然その中には、カイロプラクティックは含まれてはいません。
カイロプラクティックは日本では医療であるか、医療でないのかについては、教育制度と資格制度が国によって定められていないために、「誰」が行うかによって違ってきます。
医師が治療としてカイロプラクティックを行えば、それは立派な医療です。鍼灸師、柔道整復師などがその認められた業務の範囲内で行えば立派な医療類似行為です。
問題となるのは、医師でもない、鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ師でもない人たちです。海外あるいは日本の国際基準校で正当なカイロプラクティック教育を受けた人たちは、カイロプラクティックを行える医療的基礎能力は備わっています。彼らは本物を日本の患者さんに提供できる土台を持っています。一方で、なんら正当な教育を受けていない人たちもカイロプラクティックの看板を掲げ営業しています。
一刻も早く、法制化を実現させることが、まがい物を世間からなくし、国民の健康衛生に大きな貢献をするものと信じています。
本物のカイロプラクティックは、本当にすばらしいんですから。