まだ病気になっていない人にこそ、カイロプラクティックをお勧めしたい

正当なカイロプラクティックケア、とりわけガンステッド・カイロプラクティックは、痛みもなく身体に無害な、わずか数分間、背骨を触れた程度にしか感じない、穏やかであっという間の治療です。

背骨に直接関係する障害、たとえば首の痛みや腰の痛み、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛といった症状の改善に効果を発揮することはよく知られたことですが、背骨は身体のすべての神経の通り道を構成しているため、配列の問題(それがたとえレントゲンで見極められないほどに微妙なものであっても)が生じていると、全身のあらゆるところの機能に障害が出ます。それは心の安定さえも影響します。

背骨の配列の問題は気づかないうちに進行します

背骨の配列の問題は、たとえば交通事故などに巻き込まれて直接急激な物理的損傷を受けた場合はすぐに症状として認められますが、日常生活において徐々に蝕まれていく場合は症状がある程度進行するまで自覚がありません。

この状態を東洋医学では「未病」、カイロプラクティックでは「Dis-Ease」といいます。病気とはいえないけれど、健康とも言いがたい。そんな状態のことです。ここ数年話題になっている「予防医療」という西洋医学の概念も、この「未病あるいはDis-Ease」の段階で治療してしまうという考えです。

症状が現れないうちに治すのが予防医療の本質

体の調子が本調子とはいえないけれど、何がどうという症状が自覚できない段階。この段階の治療方法で最も効果的なのは、「自然治癒力」を健全に作動させることだとして、日本でも「免疫力を高める」という言葉が知れれています。

この免疫力、東洋医学(中医学)では独自の宇宙観に支えられた「気(生命エネルギー)や血(血液)、水(体液)の流れ」に求め、カイロプラクティックでは「脳から背骨を貫く神経」に求めます。

メンテナンスということを難しく考える必要はないのです

私たちの背骨は、私たち直立歩行を基本とする動物であるために構造力学上大きく負担をかけています。歩いたり座ったり、何かを持ち上げたり、横になったり、しゃがんだりといった日常の生活の中で、私たちの背骨は痛めつけられています。

たとえば歯科医院は私たちの歯が傷つく前に、定期的なケアとしての来院を薦めます。それが歯を長く健康な状態に保つのを助けるからです。

歯は私たちが日常の行為、ものを食べたり、歯を食いしばったりすることでどんどん磨り減っていくことは誰もが理解しています。歯に汚れや歯石、細菌を付着したままにしていると、虫歯になったり歯周病になったりすることも良く知られています。

背骨についても同じことです。というよりは背骨はすべての神経の流れる通路であるため、もっとメンテナンスを意識しなければならない部分です。